カトリック>伝統>東京都心>トリエントミサ

今とは違う今も昔も変わらないカトリックのミサ(伝統的ラテン語ミサ)Traditional Latin Mass in Tokyo

伝統主義やむなし

別に好き好んで伝統主義のミサに出ているわけではありません。

こんな面倒なことはしたくないけれども仕方なくしています。

近場の教会で普通のトリエント典礼と普通のカトリックの教えや秘蹟があれば、わざわざ別のところに行く必要などありません。

伝統主義のミサは現代における緊急の一時的なサバイバル措置であって、ローマ及びカトリック教会が信仰に立ち戻った暁には必要ではなくなるものです。

元来の教会には不要なものですが今は必要なのです。

伝統の場が必要とされるのは今の教会が病気になっていて霊魂を癒せないからです。

罪人だからこそ真理を必要とし、真理は罪人を招いています。

伝統の中に真理が温存されているので、やむなくこんな変則的なミサに出ているのです

 

こんな不満を感じていませんか

・教会の建物がひどく趣味が悪い近代建築で思っていた教会と違う

・変なデザインの教会なので祈る気になれない

・聖人像や祭壇などが気持ち悪くて見るに耐えない

・ミサ後におしゃべりがうるさくて祈れない

・祈っていると信徒が「何で今更祈っているの」話しかけてきて邪魔される

・年寄りしかいなくて寂しい

・年寄り信者が威張りくさっている

・教会活動は福祉活動しかない

・共同体の仲間に入らないと排除されるようなノリで個人を大切にしない

・やたらと司祭の権威を盲信している人たちがうざい

カトリックと異なる信条を持つ信者が大勢いて分断が生じている

 

・聖歌が趣味の悪い現代音楽で知っている教会音楽と違う

・変な典礼音楽でとても祈る気が起きない

典礼の日本語がダサいので心が込められない

・ミサに敬虔さが感じられない

・聖体拝領のやり方をあれこれうるさく言われる

 

・説教が心に響かない

・説教なのにありきたりの社会問題の話で面白くない

・教会に行っても信仰が深まらない

・教会の教えが本で読んでいるカトリック教会の教えと違っている

・教会の教えや掟を伝えてくれない

教会学校できちんとした要理を教えていない

カトリックの信条を分かち合える人がいないので孤独を感じる

 

自分と同じ志向の人がいないので孤独を感じる

トリエント典礼の教会では、このような不満が生じることはありません

ただし、ミサ後に退室しないといけないため、ミサ後にゆっくり祈ることはできません

 

 

次回のトリエントミサのお知らせ 7月14日(日)10:30都心 next traditional mass july 14 sun 10:30am in tokyo

10:00前 開場
10:00  告解(英語、仏語のみ) & ロザリオ
10:30  ミサ (天使ミサの歌だけ)
12:00  退室  
 
10:00  around open room
10:00  confession  (english french only) & rosary
10:30  mass begin  (misa de angelis)
12:00  leave room  
 
場所  place
このブログのコメント機能で問い合わせてくだされば折り返しメールでお知らせします
(コメントは公開されることはありません)
すでにメールでお知らせした方はコメントを送る必要はなく、こちらからメールで場所をお知らせします
for the mass place information, as you contact with comment of this blog, we send email to you.
 
ベール着用(女性) veil is requried for female
マスク着用 mask is requied
 
 
 

2024/4/7 ミサの報告

今日のトリエントミサは予定通り行われました。

新しい方も来られて14人の参加者でした。

説教ではトリノの聖外布の新しい発見についての紹介もありました。

グレゴリアンの歌ミサではないですのですが、灌水式(ビディアクア)から始まり信徒も歌える最もポピュラーな天使ミサのメロディーを歌いました。歌は毎回このパターンです。

ミサ後、希望者で昼食を摂った後、皇居の満開の桜を見て、司祭は名古屋に向かいました。名古屋では私的にミサが行われる予定です。

ミサは原則として3ヶ月に1回、第2日曜に行われます。次回は7月14日(日)の予定です。

 

ポーランドからのお客様

ポーランドからレジスタンスの信者が来日している。

ポーランドレジスタンスには一人の司教と三人の司祭がおり、十世会ばかりでなくセデバカンティストの教会もあるそうだ。

現在ポーランドで最も有名な聖人はファウスティナ修女なのだそうだが、彼女は偽の聖人、偽の出現であると伝統主義陣営の人たちはとらえているという。

彼女を取り上げたヨハネパウロ二世もポーランド出身の教皇として大衆から大きな支持を受けているが、宗教的ではなく政治的理由によるものだという。

ヨーロッパでは最も治安が良い国だったが、ウクライナ戦争以降は若干治安が低下しているという。

民族的にはここには書けないような複雑さと困難を抱えているようだ。

祭壇に用いる手作りのantependium(祭壇前面に垂直にかける飾り布)を日本のミッションのためにいただいた。

復活祭の伝統的なお菓子などのお土産もいただいたが、初めて目にするものばかりである。



 

フォンダ司教亡くなる

フォンダ司教が亡くなられた。聖木曜の前日の水曜に入院されたとは聞いていたが、その日のうちに亡くなられたようである。

以前触れたように、十世会においてフォンダ司教は問題をはらんでおり、前年度はフォンダ司教の聖別した聖香油がアジア管区でも用いられていた。

彼が聖木曜日に新年度の聖香油を作るはずだったまさにその前日(この日はスパイの水曜日とも言われている)に取り払われたのは神の介入ではないかといわれている。

そのため、聖木曜日当日の典礼はおこなわれず、ティシエ司教の作った聖香油が用いられることになるという。

「疑わしい」秘蹟を伝播する人物が十世会からいなくなったので心からほっとした。

ノブスオルドの人が伝統を実践することは喜ばしいことだが、伝統にノブスオルドを混ぜ合わせることは「古い革袋の新しい葡萄酒を入れる」ことになるからである。

His Lordship, Bishop Vitus Huonder, Has Departed This Life | District of the USA

http://www.traditio.com/comment/com2404.htm#240409