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今とは違う今も昔も変わらないカトリックのミサ(伝統的ラテン語ミサ)Traditional Latin Mass in Tokyo

4月7日(日)10:30 トリエントミサ案内  traditional latin mass in Tokyo April 7th White Sunday 10:30

ご復活おめでとうございます!

次の日曜(白衣の主日)にトリエントミサがあります。

 

9:30  around  open room
10:00  confess(english french only) & rosary
10:30  mass begin
12:00  leave room  
mask is requried
 
9:30  開場
10:00  告解(英語、仏語のみ) & ロザリオ
10:30  ミサ
12:00  退室  
 

都心駅前の会場は毎回若干場所が変わるため、参加ご希望の方はこのブログのコメントからお知らせください。折り返しメールでお知らせします

以前に参加された方にはメールで告知しますが、万一届かない時はコメントから知らせください。

if you wish to attend mass, please contact with comment of this blog

 

参加申込制ではありますが会員制ではありません。

典礼や教会や伝統主義のことはよくわからないけど、カトリックの普通のラテン語ミサにあずかってみたいという方も気軽にいらしてください。

ミサの式次第は各自でご用意ください。

参加される方は感染対策、マスク着用、撮影禁止のマナーを遵守することに同意したものとみなします。

 

心静かにミサを味わう機会です。

伝統的カトリックでない心乱す典礼、説教、アナウンスはありません。

伝統的でないのは貸し会場であることくらいでしょうか。

 

 

 

 

 

ベルについて

ミサで鳴らす鈴をいろいろ物色していてわかったことがある。

古い(50年以上前)ものは音が低く乾いている。空洞な感じの音である。四連鈴も古いものは同様である。当時の金属だからだろう。昔の鈴を使っている教会の音はやはりこういう乾いた音であった。神社の鈴にも通じる乾いた音である。

現代の製品はいろいろな音の種類があり、音も澄んでいるし、音量も大きく、倍音での反響がでるようになっている。現代の技術なのだろう。

好みだが、古いものより東南アジアとかで作られている新しい鈴の方が音がいい。

しかし、反響を追求するあまり倍音が鼓膜に響き過ぎるものもあって、それはさすがにやりすぎだと思う。

また側面に変な印がついていたり、上部に飾りがあるのは、異教の瞑想用の鈴なので避けたい。異教の鈴は高音で澄んだ音が多いように思う。

全く同じ鋳型で作られたものでも、金属の違いで音が違っているので、鳴らしてみないとわからない。

ヨーロッパの観光土産物とおぼわしき安物の鈴があったのだが、高い澄んだかわいい音で最高によかった。

澄んだ鋭角的な音の方が乾いた幅広い低い音よりいいとは思うのだが、その中間くらいで幅がありながら響きもよいものが、いかにも教会らしい響きをしている。次のミサにはそれをもっていく。

ベルの音は静かなミサの空間から心の中にまで響いてくる。ミサにおける重要な演出である。

もうすぐベルを鳴らさない時がやってくる。

海外の様子

フィリピンの神学校

建設中。山中にあります。司祭の生活のベースとなる修道院や神学校は都市ではなく自然の中に置くのがルフェーブル大司教の方針でした。そこは都市に生活する信徒もやってきて黙想や静養のために利用できる場所です。司祭は日曜日はそこから都会の教会にミサをしに出かけていきます。

 

クアラルンプールでの12人の司祭の会合におけるミサ

 

レジスタンスに関する誤情報

ウィキべディア日本語版には以下のように紹介されていますが、全く違います。

聖ピオ十世会厳格典礼[編集]

2012年8月10日に分離(英語名:The Society of St. Pius X of the Strict Observance。)。 三名の聖ピオ十世会の司祭と、二名の外部の司祭(ジョゼフ・ファイファー、デビット・ヒューコ、フランソワ・シャザル、リチャード・ボウジット[18]、ロナルド・リングローズの5名)がウィーンとヴァージニアの司祭会議の宣言に署名して発足した。この分派(SSPX-SO)は、ファイファー神父を代表にしており、代表職は2年おきに選出される。SSPX-SOは、米国のカルメル山の聖母教会を本拠にしており、そこに常在司祭と銀行口座を所有する[19]

聖マルケルス・イニシアティヴ[編集]

この別派運動(英語名:The St. Marcel Initiative)は、2012年10月24日聖ピオ十世会から追放されたリチャード・ウィリアムソン司教が同年に聖マルケルス百人隊長(St. Marcellus the Centurion)にちなんで結成を宣言したものである

 

コメント

前のブログの記事も参照してもらいたいのですが、

・「厳律の十世会sspx-so」などという会は存在していません。また、その内容についても全く違います。

・ファイファー神父が代表とあるのも違います。ちなみに、ファイファー神父はレジスタンスに参加したものの、9年前に離脱してセデバカンティスト(教皇空位論者)となり、現在はそのグループの司教となっていますが、秘蹟の有効性が多くの人から疑問視されています。さらに、紛らわしいのですが、ファイファー神父にはティム・ファイファー神父という兄弟がおり、この方はレジスタンスでもセデバカンティストでもなく十世会の司祭として活動されています(現在来日中)。

・「聖マルケルス・イニシアティヴ」という会もありません。これはブログの名前です。

 

レジスタンスは複数グループの総称もしくは通称で、一つの組織ではありません。

レジスタンスの各グループは独自に活動しており、上下関係ではなく水平的な協力関係にあり、全体を統括する者はいません。そこが十世会と大きく異なるところです。

・これは教皇がおかしくなってどうしようもなくなったカトリック教会や、総長が方向転換してどうにもしようがなくなっている十世会と同じようにならないためのサバイバル戦略だと思われます。

レジスタンス全体はひとりのリーダーへの従順の下に構成されている組織ではないので、そういうことは起きないし、さらに、どれかの組織がおかしくなったとしても、他の組織が残存して伝統と秘跡を守っていくことが可能となっています。

レジスタンスのスタンスはルフェーブル大司教の方針、つまり、十世会がしてきたこと、以前はしていたが今はしなくなったことをしているだけです。もしも十世会が変わらなければ、レジスタンスが現れる必要はなかったでしょう。

・組織の形態は違いますが、内容は以前の十世会がしていたことと同じことをし続けていくことです。それは十世会が公会議前のカトリックを丸ごとそのまま続けていこうとしたのと同じです。

レジスタンスには宗教として何も新しいものはなく、公会議前のカトリックにおける伝統と教義と秘蹟を継続継承しているに過ぎません。それまでのカトリックと違う道を行っているのはカトリック教会(公会議教会)なのです。カトリック教会はカトリックではなくなっています。十世会やレジスタンスにはカトリックがそのまま残存しています。

 

今日のミサ 2024/2/12

今日のミサは和室

貸会議室とは違ったおもむき

机を三つ重ねて即席の祭壇を設営

朝日を背景にしてすがすがしく

アタッシュケースの上に載せてミサカードより高くしていた十字架がミサ中に落ちてきてしまうアクシデントのおまけつき

和室は意外とミサに合うとわかる

今度はどこかの日本家屋を借りるのもいいかもしれない



 

 

 

レジスタンスとはどのような活動なのか?

 レジスタンスはウィリアムソン司教をはじめ多くの司祭が(ピオ十世会から)除名されたことをきっかけとして2012年に始まりました。彼らは新しいローマ(公会議後のローマカトリック教会)が伝統に戻らないのに、(十世会が)ローマと教会法的合意をおこなうことに反対して立ち上がりました。(ローマが伝統に立ち返らない限り教会法的合意は行わないというそれ以前の十世会の方針を堅持しているからです。) 

 10年後、この運動は120人の司祭と8人の司教を数える程になりました。そこにはヴィガーノ大司教も含間れています。元の十世会司祭だけで構成されているわけではありません。大半の司祭はノブスオルド(公会議後の教会と典礼)出身で伝統主義になった人々です。その他に、近年司祭として(レジスタンスの神学校で)養成された者です。
 レジスタンスにはsspx-so(厳律十世会)とか何々十世会というものはなく、多くの異なる組織が並行して協働し、そのすべてが新しいローマが真実の姿に戻るのを待ち望んでいます。
 ウィリアムソン司教と彼が聖別した司教たちを信頼するドミニコ会、ベネディクト会、MCSPX(特にアジア)、司祭たちの独立グループがあります。多くの地域で、その協働はとても友好的で愛徳的です。2023年1月にクアラルンプールで行われた12人の司祭の会合もその証しです。
 レジスタンスは十世会がおこなってきた、司祭と信者をカトリックの伝統に迎え入れるという、本来十世会が成すべきだった役割を行い続けています。それはカトリックの伝統に戻ろうとする司祭や信徒から歓迎されています。教皇フランシスコは伝統の急増に非常に怒っているのですが、レジスタンスは第二バチカン公会議とその改革の全廃を提唱しています。

 多くの人はレジスタンスは消えて無くなるだろうと予測していましたが、今はレジスタンスは五大陸すべてに存在し、司教叙階の連続性によって秘蹟の連続性を保護し、また、第二バチカン公会議前に常に教えられていた教えに教会全体が戻ることを支援することによって教義の連続性を保護してきています。

 

以上は以下の英文の訳です

_the resistance started in 2012, following the expulsion of _bishop _williamson and many other priests, who stood against any canonical arrangement with the new rome, unless _rome returned to _tradition.

After ten years the movement counts 120 priests and 8 bishops, including _archbishop Vigano, and is not consisting exclusively of former sspx priests, but the majority of priests are coming from the novus ordo, then become traditional, and others were trained as priests in recent years. _there is no sspx-so or sspx this or that in the resistance, but many different entities collaborating in parallel and all awaiting the conversion of the new Rome back to its own true self. There are dominicans, benedictines, MCSPX (for Asia essentially), independent groups of priests, independent priests who trust Bishop Williamson and the bishops he has consecrated. In most places the collaboration is very cordial and charitable, as can be proven by the recent 12 priest meeting in Kuala Lumpur, last January.

The resistance continues what should have been the role of the sspx, which is to welcome priests and faithful back into Catholic Tradition. Pope francis is very angry at the surge of Tradition everywhere, and the Resistance is advocating the total abolition of Vatican II and all its reforms.

Many people predicted that the Resistance would die and disappear, but it is now present on all five continents, and has safeguarded the continuity of sacraments by the continuity of episcopal consecration, and the continuity of doctrine by upholding the return of the Church at large to the teaching that was always taught before Vatican II.

 

 

 

 

ミサに来られる方へ

ミサへのお申し込みありがとうございます。このブログのコメント欄から申し込まれると、そちらのメールアドレスがこちらに表示されるので、そのアドレスにメールでミサの会場をお知らせしています。いただいたコメントを公開することはありませんのでご安心ください。申し込んだのにメールが来ないという方は、お手数ですが再度コメントでお知らせください。

新しく来られる方はこのようにしているのですが、以前から来ている方には、コメントをいただかなくても、メールで直にお知らせしています。もしもメールが来ていない場合は、メールかコメントにてお知らせください。

ミサの場所はできるだけ同じ所にしたいのですがそうもいかず、毎回違う場所になるためと、場所によって非公開のため、毎回メールでお知らせするという面倒なことになっています。まだこの形が続きそうなのでご容赦ください。

それでも都心の秋葉原近辺の駅近を会場としていきますのでアクセスはいいと思います。時間は10時半からですが歌ミサではないので(デアンジェリスだけは歌いますが)、1時間程度で終わり12時には会場を撤収します。その後、司祭と立ち話をしたり、希望者は昼食に行くこともできますが、ミサだけ出てさっと帰られても一向にかまいません。日曜日に色々やることがある方や、ミサは早々に済ませて午後はゆっくりしたいというのもありです。肩肘張らずに来ていただければ幸いです。

自分の住む街の教会に出て、ミサ後は家族親戚で集まって会食するというカトリックの習慣はし難いものです。申込は面倒くさいし、トリエントミサのためにわざわざ都心まで出てこなくてはならないし、家族は理解してくれるわけではないし、最初はどこの誰だかどういうところかわからない状況にも関わらす、トリエントミサに価値を感じて来場してくださることに感謝しています。