「疑わしき」司教であるフォンダ司教が作った「疑わしき」聖香油がドイツに持ち込まれたとお伝えしましたが、それはドイツに留まらず、東欧諸国とアジア管区でも使われることになりました。
従って、日本でおこなわれる堅振と終油の秘蹟は「疑わしい」ものとなることになります。恐れていたことになってしまいました。
以前の油を使えばいいではないかとも思う方もいるかもしれませんが、十世会では毎年新しいものにして、古いものは聖体ランプに使うことになっているので、従順であるならばもうそれを避けることはできません。
ちなみに、他の地域のものは十世会の司教が聖別していますから、問題はありません。
十世会の本部はこのような試みを一部の管区、特に、弱小管区であるアジアで行って反応を見ているのかもしれません。