フォンダ司教が亡くなられた。聖木曜の前日の水曜に入院されたとは聞いていたが、その日のうちに亡くなられたようである。
以前触れたように、十世会においてフォンダ司教は問題をはらんでおり、前年度はフォンダ司教の聖別した聖香油がアジア管区でも用いられていた。
彼が聖木曜日に新年度の聖香油を作るはずだったまさにその前日(この日はスパイの水曜日とも言われている)に取り払われたのは神の介入ではないかといわれている。
そのため、聖木曜日当日の典礼はおこなわれず、ティシエ司教の作った聖香油が用いられることになるという。
「疑わしい」秘蹟を伝播する人物が十世会からいなくなったので心からほっとした。
ノブスオルドの人が伝統を実践することは喜ばしいことだが、伝統にノブスオルドを混ぜ合わせることは「古い革袋の新しい葡萄酒を入れる」ことになるからである。
His Lordship, Bishop Vitus Huonder, Has Departed This Life | District of the USA
http://www.traditio.com/comment/com2404.htm#240409